ヨイトマケとは、建築で地固めのときに重い槌を数人で上げ下げする労働。
【年代】 大正時代 【種類】 -
ヨイトマケとはもともと重い物を滑車で上げ下げするときや、網を引き上げるときに言った「よいとまぁけ」という掛け声のことである。これが転じ、建築で重しの槌や柱を上げ下げし、地盤を突いて地固めをする労働のこと自体や、その労働をする人をヨイトマケというようになった。また、かけ声の違いから「えんやこらや」と言うエリアもある。ヨイトマケの多くは女性で、稼ぎの少ない夫を持った妻や、夫に先立たれた妻が家族を養うための仕事でもあった。このことから、ヨイトマケ=働く女性という意味合いで使われることも多い。
現代ではヨイトマケを行うことはほとんどなく、ランマーという機械で地固めを行う。このため、ヨイトマケという言葉は丸山明宏(現:美輪明宏)の曲や、北海道苫小牧の銘菓の名前として聞く程度になった。どちらも先述のヨイトマケがその由来であるが、意味を知っている人は年々減少している。
『ヨイトマケの唄』
1964年(昭和39年)に丸山明宏(現:美輪明宏)が作詞作曲した名曲で大ヒットしたが、歌詞の中にある『土方(どかた)』という言葉が問題となり、間もなく放送禁止となる。後に、新井英一、泉谷しげる、桑田佳祐、なぎら健壱、フォーククルセダーズ、槇原敬之らにカバーされ、今なお親しまれている。
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